ふのり
平成27年1月27日。今日は寒さがやわらぎました。
お久しぶりです、皆さまお元気ですか。
肝臓に問題を抱えていらっしゃるあるお客さま、その改善策として以前からふのりを食べているとのことですが、『どうせ食べるなら美味しい方がいいや』ということで、当店の 三陸産 ふのり を気に入ってたびたびお買い上げくださっています。
そのお客さまが先ほど実店舗においでになり『参考にこれを読んでごらん』と言ってコピーしたものをくださいました。料理のレシピ本の中のページをコピーしたようですが、本の名前は忘れちゃったとのことでしたので検索のしようもなく出典は不明ですが、『上馬場和夫』さんが書いたものです。
一部抜粋して書いておきます。
海の恵み、天然の健康食品
ふのりは、肝機能障害、高血圧症、胃腸障害、がん、の４つの病気に高い効果をあらわすことがわかっています。たとえば、ある肝機能障害の患者がふのりを摂取したところ、わずか２週間でALT（GPT）、AST（GOT）が正常値まで低下しました。そして、ふのりの最大の長所は、自然から生まれた食品なので、副作用がほとんどないことです。
ふのりの多糖類が肝臓に効く
上記のような効果の正体は、多糖類（食物繊維）です。多糖類は腸内の異常発酵を防ぎ、便通をスムースにして腸内をきれいにし、有害物質の発生を防ぐので、肝臓の負担を軽減します。ねばりけの主成分である硫酸多糖（フノラン）に、抗ウィルス作用や免疫促進活性作用があるというデータも明らかにされています。
また、ふのりをはじめとするわかめなどの海藻類に含まれる多糖類には、コレステロールや血圧を下げる働きがあるといわれています。
このように、多くの健康効果が期待できるふのりを、水で戻してサラダに使うなど、日々の生活にとり入れましょう。
by 上馬場和夫
上馬場和夫さんはふのりについての本を何冊も書いているので、いずれ購入して読んでみます。
またわかったことがあれば記事でお知らせします。
ということで、現在 ふのり は実店舗のみでの扱いとなっています。悪しからず。
そうそう、件のお客さま、『ふのりを食べてるから調子いいよ』とおっしゃっています。実際、検査数値も改善され現在もその状態を維持できているとのことです。
では、また。
マメ知識
ふのりには煮溶かして糊として使うという用途もあります。浴衣などの洗い張りなどに利用されていました。
また、店長が聞いた話では、建築中、銘木の柱にふのりで和紙を貼りつけ傷がつかないようにしたとか。家が出来上がったらもちろん和紙を剥がすのですが、その際痕が残らずきれいに剥がせるという利点があるそうです。
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