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味覚障害


平成25年11月15日金曜日。
すっかりご無沙汰してしまいました。
ここのところめっきり寒くなりましたが、皆さまお元気ですか?



さて、日経新聞の11月14日木曜日の夕刊の紙面『らいふプラス』に『ワカメ』という文字を発見したので、その記事を要約してみました。



記事『偏食やストレス・・・さびつく味覚』より……

◆症例
◇大阪府豊中市の女性(51)
4ヶ月間のダイエットで約30kgもの減量に成功した女性が味覚に異常を感じ兵庫医科大学の耳鼻咽喉科・味覚外来を受診し味覚の検査や心理テストを受けた結果、味覚障害と診断された。
急激なダイエットで食事が偏り、味覚の働きを助ける亜鉛が不足していることが判明。
亜鉛が含まれる薬の服用などの治療を続けた結果、約4ヶ月で治った。

◇兵庫県尼崎市の女性(50)
作ったシチューの味がしなかったことで症状に気づいた。親の介護に追われ、精神的、身体的な疲れが原因だった。

◇大阪市の女性(40)
深夜勤務の結果、睡眠時間が1日3時間にまで減少。味噌汁の味などが薄く感じるようになった。

この二人は同病院で亜鉛の薬を服用しながら、生活習慣を改善することで回復した。
同病院の医師は、『最近はストレスが原因となるケースが増えている』と話す。



◆味覚障害の症状
厚生労働省によると、
味が感じにくい『味覚減退のほか、
口の中に何もないのに特定の味がする『自発性異常味覚
全く味がしない『無味症 などが味覚障害の主な症状だ。

◆原因
味覚の働きを支える亜鉛の欠乏や、亜鉛の吸収を抑える薬の服用、病気の症状によるものなどが挙げられる。

◆治療
症状に応じて亜鉛を含んだ薬の投与や、特定薬剤の服用中止などが一般的。



日本大学板橋病院の味覚障害の患者408人のうち、男性180人に対し女性が228人に上った。
日本口腔・咽頭科学会の池田稔理事は『料理を作るなど自身の味覚を意識する機会が女性の方が男性より多いことが一因』と分析する。

日本人が1日に必要とする亜鉛量は、たとえば30~49歳では女性8ミリグラム、男性10ミリグラム。11年の厚労省の調査では、30代の女性は平均6.9ミリグラム、男性は同8.8ミリグラムでいずれも必要量を満たしていない。池田理事は「日本食は総じて亜鉛の含有量が低いことが影響している」と分析。亜鉛を多く含んだ食品の摂取が味覚障害に陥るのを防ぐという。

◆亜鉛を多く含む食品例
穀類 ふ、玄米、薄力粉、そば粉
種実類 カシューナッツ、煎りゴマ、栗
豆類 納豆、きな粉、小豆、インゲン豆
魚介類 カキ、煮干し、サザエ、タラバガニ
肉類 ウインナー、生レバー
卵類 卵黄
乳類 チーズ、脱脂粉乳
野菜類 パセリ、切り干し大根、小松菜
海藻類 ワカメ、アマノリ、テングサ、寒天
嗜好飲料水 緑茶、玄米茶、ココア、紅茶
調味料 マスタードオイル

※日本口腔・咽頭科学会池田稔理事の著書を参照

◆味覚の基本の例
塩味『塩』、酸味『酢』、苦味『チョコレート』、甘味『砂糖』、うま味『昆布と煮干』

以上、平成25年11月14日木曜日の日経新聞夕刊より。




ということで、わかめ をいっぱい食べましょう!!

あ、上の一文は わかめ屋ひろちゃん の宣伝です~。(笑)


皆さま、普段からバランスの良い食事を摂ることを心がけましょう。

では、また。




  

 


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